心地よく、温かく、巡りよく

N.recipe

生きることは食べること。N.recipe「飲む食養生」は、自然療法の観点から「自然界に沿った「治癒力」と調和し、自然の生命との流れを内側へ促す」ことをコンセプトにしたナチュラルヘルスケアティー。枇杷の葉をはじめ、ゴーヤ、よもぎ、霊芝、タヒボ、延命草など自然と調和した12種類を処方。この一杯は、身体の声を自然が聞いてくれている感覚、「心地よく」、「温かく」、「巡りよく」、あなたを整えていくことでしょう。



糖尿病をはじめ高血圧など生活習慣病、がん、精神疾患、アトピーやアレルギーなど時代が進むのと比例して病気や病人が増加しています。そのほとんどの原因が「食源病」や「医原病」と言われ、日本人は今、大変な危機に直面しています。食料の国内自給率を上げない政治政策がつづき、輸入穀物を含む輸入食材が増大、市場が安さを追求した結果、国や上場企業(大手食品メーカー)が、食品添加物、農薬、殺虫剤、抗生物質、抗菌剤、ホルモン剤、遺伝子組み換えなどの食品、食材を多量に流通させている日本で「食」の安全は失われました。私たち日本の未来は、今後どうなるのでしょう。

生きることは食べること。 江戸時代後期「養生訓」をつくった貝原益軒は、「人は生まれつき短命ということはない。10人中9人は養生をしないで自ら健康を害するだろう。つまり、人は皆、養生の方法が必要である」と書いた。飲む食養生は、自然療法の観点から、日常の生活では防げない蓄積していく毒素をデトックスしながら、自然の栄養を摂り入れることを目的としています。





自然のチカラ、植物のチカラで
心地よく、温かく、巡りよく


免疫力を高めることは「からだとこころが喜ぶことをする」ということ。それは「細胞が元気になる食」「しっかりと睡眠を摂り交感神経と副交感神経を整える」「上体温に整える」こと。 飲む食養生は自然のチカラで免疫力の高い身体をつくるヘルスケアティー。毎日の1杯が「守る」をつくります。「心地よく」、「温かく」、「巡りよく」の感動を実感してください。




2022年、ウクライナ危機が勃発し、小麦をはじめとする穀物価格や原油価格、化学肥料の原料価格などの高騰が増幅され、最近、顕著になってきた食料やその生産資材の調達への不安に拍車をかけています。ロシアとウクライナで世界の小麦輸出の3割を占め、日本は米国、カナダ、オーストラリアから買っているが、代替国に需要が集中して争奪戦はさらに激化しています。「食料を自給できない人たちは奴隷である」とホセ・マルティ(キューバの著作家・革命家)は述べ、詩人・彫刻家の高村光太郎は「食うものだけは自給したい。個人でも、国家でも、これなくして真の独立はない」と言った。さらに2001年7月27日ジョージ・W・ブッシュ大統領はホワイトハウスでアメリカの農業者に対して「君たちは、国民に十分な食料を生産自給できない国を想像できるかい?そんな国は、国際的な圧力をかけられている国だ。危険にさらされている国だ」と演説で述べた。はたして、2020年度の食料自給率が37.17%(カロリーベース)と、1965年の統計開始以降の最低を更新した日本は独立国と言えるのか?不測の事態に国民を守れるのだろうか。

生きることは食べること。 医食同源と唱われるほど、人間のいのちの根源は「食」であることに疑う余地はありません。自給率の最低を更新した日本で、「自給率を高めよう」 「国産の米や野菜を食べよう」「日本茶を飲もう」と安易に言えない現実をご存知でしょうか。


食の安全や食料不足の注目度が高まっている中、食に対する意識は高まってきています。しかし、その裏で「日本は農薬大国」と呼ばれていることをご存知でしょうか?「国産ならば安全」というのは、もはや過去の話になっているのです。日本は世界の中でも農薬大国とも言われており、とくにその中でも問題視されているのが「ネオニコチノイド系農薬」です。ネオニコチノイド系農薬は、未来を託すことになる子供達や取り巻く生態系にまで影響を与える危険性があるにもかかわらず、ほとんどの日本人が知らず知らずに口にしています。そんな中、日本でネオニコチノイド系農薬の規制緩和が進んでいるのです。グリーンピースなどの環境保護団体は、「ネオニコ系農薬はミツバチの大量死を招き、人間の神経系統にも影響を及ぼす。規制緩和は、規制強化の世界の潮流に逆行している。」と反発しているほど。ネオニコチノイド系農薬は、ニコチンに似た神経毒性があり、子どもの脳や神経の発達に影響する可能性も指摘されています。水に溶けて浸透するので、散布部分だけでなく環境に広がりやすく、長期間にわたって残留する点も問題です。

日本人の完璧志向が招く
農薬の大量使用

海外と比べて日本の農薬使用量が多いのは何故でしょうか?農家の問題なのでしょうか?気候や湿度の問題なのでしょうか?いいえ、最大の理由は日本人の完璧思考が招く弊害なのです。それは、日本人が求める野菜や果物の形状、品質の高さが理由として挙げられます。きゅうり1本を例に挙げるとわかりやすいでしょう。自然に育ったきゅうりは、グニャっと曲がったものや小さいものなど、それぞれ全く違った個性豊かな形になります。 でも、スーパーに並んでいるきゅうりはスラッとまっすぐで、大きさもほぼ均一です。まるで工業製品かのように、美しい形の野菜や果物が並んでいます。なぜ、そこまで形が揃ってないといけないのかというと、日本の消費者は形の良さを重視しているため、形が悪いものは売れないからです。 商品としての野菜それぞれに規格が定められ、基準に達しない野菜は「規格外」となって出荷できなくなります。農家はロスを減らして売り上げをアップさせたいため、農薬などの薬剤を使って一定の品質を保つように努めています。同様に、虫に喰われて穴が空いた野菜も売れないので、どうしても農薬に頼らざるを得ない状況になっています。


ネオニコ農薬が原因と考えられる被害は日本でも深刻です。世界中が使用禁止に動いているにも関わらず、日本では野放し状態のネオニコチノイド農薬。それが原因とみられる病気も急増していることは知られていません。ネオニコチノイド系殺虫剤が、米、野菜、果物、更には日本の緑茶から多量に、ペットボトルのお茶からはすべて検出され、市販のお茶に危険性があることが明確にわかりました。

なぜ、日本では農薬を使った農業がこれほど発達してしまったのでしょうか。それには日本の気候だけでなく、消費者が見栄えや利便性の良さを優先してきたことが関係しています。本当の安全・安心とは、見栄えが良い野菜や果物を食べられること、いつでも同じ野菜が食べられることなのでしょうか?見た目の良さだけではなく、もっと本質を見ることが大切と言えるでしょう。

「自分でつくる、淹れる、煎じる」

簡素化され利便性の高い現代は、ペットボトルやインスタント、サプリメントが当たり前となりました。そんな毎日に少し余裕をもってみませんか。自分でつくる、淹れる、煎じる「養生茶」は特別で格別なもの。自然と調和する一杯を毎日の暮らしの中に取り入れてみましょう。ボトルやタンブラーに入れて持ち歩けば24時間、365日がナチュラルタイムに変わります。心地よく、温かく、巡りよく、変化する自分を発見してください。